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高齢者の寝室には、どんなベッドがおすすめ

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高齢者に優しい寝具とは

起き上がるという動作は意外と腹筋を使っている事をご存じですか?

年を重ね段々体力筋力共に落ちてきた高齢者にとっては一苦労です。

畳に慣れているとはいえ、足腰に衰えが出てくる年齢層にとってはただ寝ているだけで痛みが出ることもあるでしょう。

これは加齢にクッションがわりになっていた脂肪が減った事が原因の一つとなります。ですから、高齢者にこそベッドが一番体に優しい寝具と言えるでしょう。

高齢者に最適なベッドの高さ

ベッドの高さと言っても一概に何㎝とは言えません。

これは使う人それぞれの身長が違うためです。ただベッドに腰をかけたときに両足裏が床にちゃんと着くことが大切です。この時膝が90度に曲がっているならば、そのベッドの高さが丁度良いということになります。

足が浮いてしまったり、逆に膝が90度よりも曲がっていると転倒の恐れがあったり、立ち上りにくくなりますので、ベッドを購入しに行くときは必ず座って確かめてください。

特にベッドと床面にある程度の隙間(15cm程度)があり、足を少し後ろにひける高さがないと、高齢者は立ち上がる時、腰に負担が掛かります。この点の確かめておく必要があります。

高齢者に適したマットレスとは①

ベッドに腰かけた時の高さには、勿論マットレスの厚みも含まれています。

お店で試しに座ってみて丁度良いと感じたならば展示のマットレスの厚みを確認してくださいね。

厚みがわかったならば、次は固さです。高齢者に優しいマットレスは、高反発マットレスでしょう。

何故ならば高反発マットレスは起き上がるりをサポートしてくれるので、筋力の落ちた高齢者には大変助かります。

高反発と言ってもどの程度の固さが必要かというと、軽めの体重の方で(40~50㎏位)100N前後、普通から重めの方で(50~60㎏)140N前後が一番適していると言われます。

高反発マットレスは腰痛予防によく使われるので腰痛マットレスとも言われる程、足腰のサポートをしっかりしてくれます。

高齢者に適したマットレスとは②

マットレスの固さについては説明しました。では、素材はどんなものが適しているかというと、ウレタン素材です。

人は寝ている間に約200ccの汗をかくと言われています。若者ならば天気にあわせてマットレスのメンテナンスも出来ますが、高齢者にとっては重労働です。

その点、ウレタン素材は通気性に優れているので、汗が溜まりにくくカビの発生を抑制してくれます。又、耐久性に優れているのも特徴です。

高齢者に適したマットレス③

ウレタン素材で高反発マットレスならばどれでもいいという訳ではありません。

高反発マットレスといってもピンきりの値段ですし、安価な物は耐久性が弱く買い換え頻度も上がってしまいます。

寝具の交換は高齢者には不向きですし、出来るだけ避けたい事柄です。ならば、多少高めの物を買う方のが交換頻度も減り、高齢者に優しいと言えるでしょう。

高齢者に優しいベッド

ベッドの形としてはお好き物で良いと思いますが、ポイントとしては、大きめのしっかりとしたベッドボードがあることや、両サイドにしっかりしたフレームがあることを確認して購入しましょう。

大きめのベッドボードやフレームは歩行の時に手すりとなります。

又、一人で使うベッドだとしてもシングルよりもセミダブルのサイズを選びましょう。シングルに比べ20㎝幅が広くなっていますので、寝返りだけでなく立ち上がる時もとても楽です。

イメージ

まとめ

ベッドといっても沢山の種類があります。

この他にも介護用のベッドもありますし、リクライニング式のものもあります。

それら全てを合わせて考えても上記の点を参考に選ぶと自分にピッタリのベッドが見つかりますよ。

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